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2016-11-24

平成28年度 第2回生活指導・母親代表委員会合同委員会

1  日 時   平成29年11月24日(木)  13:30 ~ 16:00
2  場 所   石川県文教会館 第204会議室
              金沢市尾山町  ℡ 076-232-1847
3  日 程   (1) 開会  13:30 ~ 13:35
         (2) 講話
             石川県教育委員会スポーツ健康課
               主任指導主事  斎藤 登志朗 氏
               「子供の安全について」
             石川県教育委員会生涯学習課
               課長補佐 中尾 知巳 氏
               「心の教育について」
         (3) 前半期地区(各校)の活動を振り返って
         (4) その他   連絡事項
母親代表委員長 安 好美

11月24日(木)に第二回生活指導委員会及び母親代表委員会の合同委員会が行われ、各地区から委員十五名が参加しました。合同委員会では、お二人の講師を招き、講話をいただきました。
まず、石川県教育委員会スポーツ健康課・斎藤登志朗主任指導主事より『子供の安全について』と題してお話しいただきました。通学路の安全管理は、学校を中心として、警察や保護者、道路管理者、地域安全ボランティアの連携を図り、地域ぐるみで通学路を見守る体制整備と情報の共有が大切である。また、通学路交通安全プログラムの作成をもとに、定期的に通学路の合同点検を行うなどして通学路の整備、自転車通行環境整備を実施しているとお話しくださいました。改正道路交通法の施行に伴い高校生の自転車事故については年々減少の傾向にあるそうですが、自転車事故による高額な賠償問題になるケースは大きくニュースに取り上げられる事もあります。各高校PTAでは、生活指導委員会が中心となってグッドマナーキャンペーンを実施しています。また、学校生活指導でも定期的に自転車ルールとマナーアップについての指導がなされています。交通ルールはもちろんの事、歩行者に配慮したマナーや心遣い等も含めた指導を行うことについて、「大人が良い行動のお手本を示していけば、子供たちは自然と安全な行動を学んでいく」という東北工業大学の小川先生による効果的な指導と体制について一部を紹介していただき、大人の立場から考えさせられるとお話しくださいました。
次に、石川県教育委員会生涯学習課・中尾知巳課長補佐より『心の教育について』と題して、生涯学習課の事業である、インターネット適正利用推進事業、親学び講座の支援、心の教育推進事業等について詳しくお話しいただきました。その中で、思春期の理解と関わり方について、「心の脳」の発達にはセロトニンが深く関わっているとお話しされ、セロトニン(脳内の神経伝達物質 不安を抑え、食欲や自律神経を活発にして心身の健康を支える)を増やそう、心育ても脳育ての視点からのお話がとても興味深く印象に残りました。セロトニンは朝5時から7時頃が分泌のピークであり、朝日をたっぷり浴びることが大切。規則正しい生活、早寝早起き朝ごはんはもちろんの事、心の脳、体の脳、おりこう脳のバランスがとても大事であり、そういった中で体験活動は心育てに重要であり、セロトニンの分泌を活性化する。自然体験活動は、子供の道徳観・正義感を育てるのに有効であるとお話しされていました。
お二人の講師のお話の後、「前半期PTA活動を振り返って」と題して委員らで意見交換をしました。各高校PTAが様々な活動を行っていることを知る機会となり、学園祭や体育祭の他に、地域と関わり、代々伝統として受け繋がれている特色ある催しなどを取り込んでいる高校も知ることができました。意見交換の場としても有意義な時間を過ごすことができました。

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