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2017-11-28

平成29年度 第2回生活指導・母親代表委員会合同委員会

日 時  11月28日(火)13:30~
場 所  石川県文教会館
内 容  ・講 義 ・情報交換
母親代表委員長(鶴来高校) 髙田祐子
11月28日(火)に第2回生活指導委員会及び母親代表委員会の合同委員会が行われ、各地区から委員15名が参加しました。LEADバレーボールアカデミー、メンタルコーチの前田佳奈さんをお招きして「子供をその気にさせるメンタルトレーニング」と題してお話しいただきました。
「メンタルを強くする」「メンタルを鍛える」などと言いますが、元気・やる気・集中力・ストレスに耐える力やプラス思考など、心理的・精神的なことを総称して「メンタル」と呼びます。前田さんは、メンタルは性格ではなく、鍛えることができる!と知りメンタルコーチングを学ばれました。メンタルコーチングとは相手に質問し聞く事によって相手の内側から答えを引き出すこと。やる気や自信を引き出すために「できた部分」に注目し、「できない」に寄りそって「未来」のイメージを聞き出し、問題志向ではなく解決志向で目の前の行動について変化させるように導けるように指導します。
子供たちへのバレーボール指導を通じての声かけの具体例では、「今のプレーすごくよかったよ。何がよかったと思う?」「今より一歩前進できたとしたら、どんな違いが起こると思う?」と子供たちに考えさせて答えを出してもらい次の行動につなげると未来に可能性が生まれ、目標達成に導くことができるようになるそうです。
メンタルトレーニングとは、弱いメンタルを持ったまま能力を発揮することです。と言われたことが印象深く残っています。私は、子供が悩んでいるとき、今までは叱咤激励し、自分でよく考えなさいと言い放ち、親の思いを押しつけてばかりで、良いアドバイスが出来ていなかったと思います。人はそれぞれのものさしを持ち、善し悪しの判断もそれぞれあると思いますが、人生にはたくさんの試練があり、大きな壁が目の前に立ちはだかることもあります。そんな時に決断し前に進むのも自分自身であり、心のバランスを保ち自分らしさを見失うことなく生活していくために一緒に考えていきたいと思いました。
その後に各校活動報告として意見交換をしました。毎年各校PTAの生活指導委員会が中心となって行っている自転車の安全指導の報告については、1000人の生徒が自転車通学をしている学校、数十名のみ自転車の利用でその代わり保護者の自家用車での送迎や地域のコミュニティバスの利用での通学など、学校の立地や交通の便などで、地域差があることを知り、学校祭や体育祭ではPTAも参加し合唱で舞台に立ったり、バザーを行ったり、保護者同士の親睦も深めるために各校工夫し、活動していることも知りました。活発な意見交換もでき、有意義な時間を過ごすことができました。

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