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石川県高等学校PTA連合会公式サイト

会長挨拶

石川県高等学校PTA連合会会長
粟田 真人
(金沢泉丘高校PTA会長)

    元号が令和となって初年度の石川県高等学校PTA連合会会長を務めさせていただくこととなりました、金沢泉丘PTA会長の粟田と申します。微力ながら一年間精一杯職務に務めたいと存じます。

 昨年から今年にかけ、世界が大きく変わろうとしていることがはっきりしてきました。数年前までの潮流であったグローバリズムから、それぞれの国家の保護主義的な考え方に復帰しようとしています。米中の衝突は貿易戦争という表面を装いながら根本的には覇権争いとなっており、英国のEU離脱に端を発してEUという枠組みの限界が露呈しています。我が国はかろうじて世界一とも言える安全、安定した国を保てておりますが、その状況を続けられるかどうかは今後の舵取り次第です。世界全体を俯瞰したわが国の政治を考える機会を、18歳から選挙権を持つことになった子ども達と共に持ちたいものです。

 国会では教育無償化が議論される一方で、少子化には歯止めがかかる見込みがなく、教育制度と社会保障制度を横断的にかつ根本から見直す時期に来ています。今後は自助の比重が今よりも高くなることはほぼ確実です。まずは保護者がそのことを自覚し、子ども達に負担をかけない人生計画をたてておく必要があります。

 近年は、ソーシャルネットワークなど対面ではないコミュニケーションの弊害や情報の氾濫から子ども達をどのように守るか、という議論が続いてきました。今後も通信技術が発達し続けることは間違いなく、いかに守るかではなく、どのように利用していくのかを考えていかなければならないと思います。最終的には人と人との付き合い方、人間力の問題であり、家庭の教育力が試されているものと考えます。

 2021年全国高等学校PTA連合会石川大会の開催に向け、本年度準備が本格化します。本県の教育環境の発展に向け、充実した全国大会になるよう企画を進めたいと思います。各校PTAの皆様のご協力をお願いし、挨拶とさせていただきます。