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石川県高等学校PTA連合会公式サイト
2018-08-21

第68回全国高等学校PTA大会佐賀大会が開催されました

第68回全国高等学校PTA連合会大会佐賀大会は『広めよう 高めよう慈しむ心~君たちがつくる希望の明日を~』のテーマのもと、8月20日(月)、21日(火)の2日間にわたって、佐賀県佐賀市の佐賀県総合体育館大競技場をメイン会場に、唐津市、鳥栖市、嬉野市で開催されました。
全国から約920名の教育関係者が集い、石川県からも184名が参加しました。メインテーマにある「慈しむ心」は混迷の時代を生き抜く子どもたちが基本に据えるべき大切な心であり、「人を愛し国を愛する心、慈しむ心がなければ真の先進国に成り得ない」という佐賀七賢人の一人である佐野常民の理念から取り入れたものです。
1日目の開会式は佐賀県総合体育館大競技場で行われ、その模様は佐賀市文化会館大ホール、唐津市文化体育館、鳥栖市民文化会館、嬉野市体育館の5会場に同時映像配信されました。西岡豊大会実行委員長の開会挨拶に続き、牧田和樹全国高P連会長の式辞、吉野正芳文部科学大臣政務官、山口祥義佐賀県知事等の祝辞があり、2日間の大会の幕が開きました。表彰式では優良PTA文部科学大臣表彰、全国高等学校PTA連合会会長表彰、役員等表彰、PTA活動振興功労者表彰が行われ、文部科学大臣表彰では本県から金沢錦丘高等学校PTAが受賞の栄誉を手にしました。
開会式に先立ち、各会場ではアトラクションとして地元高校の吹奏楽部による演奏が披露され、心温まる歓迎を受けました。

開会式後にはラジオDJのレモンさん(山本シュウさん)による「レモンさんのビタミントーク!~慈しみの愛言葉!We are シンセキ!~」と題した基調講演があり、「目には見えず、顔を見たこともない多くの人々の支えによって私たちは生きている。だから自分の命は、決して自分だけのものではない。遠慮なく“助けてー”と叫んでいい。私たちはみんなシンセキなのだから。」と力強く訴え、会場全体を感動の渦に巻き込みました。
昼食休憩の時間には熊本地震発生後、震災に対して感じたことを歌うことで復興支援活動をしている佐賀県立小城高等学校3年の泉るなさん、そして佐賀市内に居を構え、長男が佐賀工業高校に在学中である芸人のはなわ氏の歌とトークで大盛り上がりとなりました。
午後の部では佐賀市文化会館大ホールで「AIとともに歩む未来」と題して、全国高P連研究発表がありました。第1部でリクルート進学総研所長の小林浩氏から「第8回高校生と保護者の進路に関する意識調査」の調査報告があり、生徒と保護者の認識を共有した後、第2部では株式会社エクサウィザーズ社長の石山洸氏による基調講演、第3部ではパネルディスカッションが行われ、AIは未来にどんな影響を及ぼし、子どもたちはどんな力を身に付けておくことが必要なのかについて討論しました。
その他6会場で4つの分科会と2つの特別分科会が行われ、将来を担う人材育成や情報化社会における家庭教育、ICT教育のあり方についての実践事例報告を通して熱心な討議が展開されました。Z
2日目には地元高校生によるアトラクションと記念講演が5会場で行われた後、同時映像配信により分科会報告、閉会式を行い、佐賀大会は成功裏に幕を閉じました。

表彰者は以下の通りです。

優良PTA文部科学大臣表彰
金沢錦丘高校

全国高P連会長表彰
・個人表彰
坂口 幸雄 前県高P連副会長(加賀高校)
田川 克彦 前県高P連副会長(門前高校)

・役員等表彰
岡田  諭 前県高P連会長・全国高P連研修委員(鶴来高校)
竹川 正則 前県高P連事務局長

PTA活動振興功労者表彰
勝崎  悟 全国P連 元理事(金沢市立工業高校)
大村 圭司 元県高P連副会長(小松商業高校)

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